6月23日、「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月18~24日/芝コート)大会6日目。シングルス準決勝、ダブルス準決勝が行われた。男子シングルス準決勝で元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、6…

6月23日、「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月18~24日/芝コート)大会6日目。シングルス準決勝、ダブルス準決勝が行われた。

男子シングルス準決勝で元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、61位のジェレミー・シャルディ(フランス)に7-6(5)、6-4のストレートで勝利、同大会では自身10年ぶりの決勝進出を決めた。ジョコビッチはこれでシャルディに11戦全勝、これまでシャルディに1セットも与えたことがない。ジョコビッチは同大会において2010年にダブルスでの優勝経験はあるが、シングルスではまだ優勝したことがなく、2008年の決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に敗れての準優勝が最高成績。今大会でシングルス優勝を果たし、故障から復帰後としては初のタイトル獲得なるか注目だ。

一方、第1シードで世界ランキング6位のマリン・チリッチ(クロアチア)は、世界21位のニック・キリオス(オーストラリア)を7-6(3)、7-6(4)のストレートで下し、決勝進出。過去1勝1敗だった両者は、この試合も接戦に。チリッチはこの試合を通して相手に一度もブレークポイントを与えず、自身は第2セットに2回ブレークチャンスがあったが相手に凌がれる。しかし2セットとも勝負のタイブレークで競り勝ったチリッチが、今大会好調だったキリオスを退けた。◇   ◇   ◇

【6月23日 主な試合結果】

◆男子シングルス

準決勝

〇[WC]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)7-6(5)、6-4 ●ジェレミー・シャルディ(フランス)

〇[1]マリン・チリッチ(クロアチア)7-6(3)、7-6(4) ●ニック・キリオス(オーストラリア)

◆男子ダブルス

準決勝

[4]ジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)6-3、6(6)-7、10-7 [1]オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」10年ぶりの決勝進出を決めたジョコビッチ

(photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)