「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で、杉田祐一(日本/三菱電機)が世界ランキング109位のデニス・クドラ(アメリカ)と対戦。第2セットもクドラに5-…

「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で、杉田祐一(日本/三菱電機)が世界ランキング109位のデニス・クドラ(アメリカ)と対戦。第2セットもクドラに5-7で奪われ、2-6、5-7のストレートで敗れて準々決勝敗退となった。試合時間は1時間21分。

勝利したクドラは、この後に行われるロジャー・フェデラー(スイス)とマシュー・エブデン(オーストラリア)の勝者と、準決勝で対戦する。

第2セットも杉田のサービスから。第1ゲームをキープした杉田は第2ゲームでブレークに成功すると、第3ゲームもキープして3ゲームを連取し、リードを作った。

杉田はさらに第4ゲームでも30-40とブレークのチャンスをつかんだ。ここはクドラにしのがれてキープされたが、第2セットに入ってからは杉田が優位に立つ場面が増えた。

杉田が1ブレークアップとしてお互いにキープの状態が続く。ゲームカウント5-2で迎えた第8ゲーム、クドラのダブルフォルトによってデュースになると、杉田がウィナーを決めてアドバンテージを取り、セットポイントを握った。しかしここをしのがれた杉田は、続くサービング・フォー・ザ・セットとなる第9ゲームで15-40とピンチを迎える。サービスエースを決めて1本はしのいだが、続くプレーで杉田のショットがネットを越えられず、ブレークバックされてしまった。

このタイミングでクドラがメディカルタイムアウトを取り、左太ももや股関節の辺りを治療していた。

約5分のインターバルを挟んで再開された第10ゲームをキープされ、ゲームカウント5-5とされた杉田は第11ゲームで15-40とピンチを迎えると、あっさりとブレークされてしまう。クドラに4ゲームを連取され、終盤で1ブレークダウンとなった。

そしてクドラのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームでブレークすることができず、第2セットを5-7で落として準々決勝敗退となった。(テニスデイリー編集部)

※写真は準々決勝敗退となった杉田祐一

(Photo by Thomas Starke/Getty Images)