6月21日、「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月18~24日/芝コート)大会4日目。シングルス2回戦、ダブルス準々決勝が行われた。男子シングルス2回戦で元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、…
6月21日、「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月18~24日/芝コート)大会4日目。シングルス2回戦、ダブルス準々決勝が行われた。
男子シングルス2回戦で元世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、世界5位で第2シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に6-4、6-1のストレートで快勝、ベスト8進出を決めた。両者は今回が8度目の対戦で、ジョコビッチはこれで通算対戦成績を7勝1敗とした。第1セット、ジョコビッチは2度のブレークポイントを握るも相手に凌がれキープ続きの展開に。しかし、ジョコビッチの5-4で迎えたリターンゲーム、0-40の大チャンスから最後は相手のダブルフォルトでセットを先取。第2セットは1-1で迎えた第3ゲームから、ジョコビッチが5ゲーム連取で勝利を決めた。
ジョコビッチは、同大会では2008年以来10年ぶりに準々決勝進出。肘の故障から復帰後は、現時点では5月の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」準決勝進出が最高成績。復帰後初の優勝に向けてさらに勝ち上がれるか注目だ。
世界21位のニック・キリオス(オーストラリア)は、17位で第7シードのカイル・エドマンド(イギリス)に7-6(3)、6(5)-7、6-3のフルセットで勝利。また、世界26位のアドリアン・マナリノ(フランス)が66位で予選勝者のジュリアン・ベネトー(フランス)に7-6(4)、6-3のストレートで勝利、フランス勢同士の戦いを制した。◇ ◇ ◇
【6月21日 主な試合結果】
◆男子シングルス
2回戦
〇[WC]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)6-4、6-1 ●[2]グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)
〇ニック・キリオス(オーストラリア)7-6(3)、6(5)-7、6-3 ●[7]カイル・エドマンド(イギリス)
〇アドリアン・マナリノ(フランス)7-6(4)、6-3 ●[Q]ジュリアン・ベネトー(フランス)
◆男子ダブルス
準々決勝
〇[2]ヘンリー・コンティネン(フィンランド)/ジョン・ピアース(オーストラリア)6-3、6-4 ●マイク・ブライアン(アメリカ)/ジャック・ソック(アメリカ)
〇[4]ジェイミー・マレー(イギリス)/ブルーノ・ソアレス(ブラジル)6-3、6(2)-7、10-7 ●[LL]マーカス・ダニエル(ニュージーランド)/ヴェスレイ・クールホフ(オランダ)
〇カイル・エドマンド(イギリス)/ニール・スクプスキー(イギリス)6-1、6-4 ●[WC]レイトン・ヒューイット(オーストラリア)/ニック・キリオス(オーストラリア)(テニスデイリー編集部)
※写真はベスト8進出を決めたジョコビッチ
(photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)