「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月18~24日/芝コート)の第1シードで世界ランキング6位のマリン・チリッチ(クロアチア)は20日、4-6、6-3、6-3で、ジル・ミュラー(ルクセンブルク)に対して…

「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月18~24日/芝コート)の第1シードで世界ランキング6位のマリン・チリッチ(クロアチア)は20日、4-6、6-3、6-3で、ジル・ミュラー(ルクセンブルク)に対して1セットダウンからの逆転劇で準々決勝に進出。第5シードのサム・クエリー(アメリカ)との試合に臨むことになった。

チリッチは2017年には、芝コートで行われる同大会と「ウィンブルドン」で準優勝するなど、芝コートを非常に得意としており「彼 (ミュラー) が試合開始直後にブレークして第1セットを取ってきたので簡単ではなかった」と語った。

また同選手は「なんとか冷静さを保つことができ、サービスも好調を維持した。去年のフォームを今年も維持できた。ゲームでも芝が自分にとてもマッチし、ショットもコートに正確に深く決まってサービスも良かった」とも話した。

チリッチは2012年には、「クイーンズ・クラブ選手権」としても知られる同大会で優勝、2013年も準優勝の成績を収めている。

第5シードで2010年に同大会で優勝したサム・クエリー(アメリカ)はスタン・ワウリンカ(スイス)を7-5、6(3)-7 、6-1で破っている。ビッグサーバーのクエリーは、グランドスラムで3度の優勝を誇るワウリンカを2時間弱で撃破した。

最初の2セットは分け合ったもののクエリーが第3セットを奪い、「ウィンブルドン」の前哨戦でチリッチへの挑戦権を獲得した。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は勝利にガッツポーズを見せたチリッチ

(photo by John Patrick Fletcher/Action Plus via Getty Images)