6月20日、「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)大会3日目の男子シングルス2回戦で、第4シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)がロビン・ハッサ(オランダ)をストレートで制し…
6月20日、「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)大会3日目の男子シングルス2回戦で、第4シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)がロビン・ハッサ(オランダ)をストレートで制して、準々決勝に進出した。スコアは6-4、7-5、試合時間は1時間34分だった。
試合では第1セットの序盤は、格上のアグートもリードできずに、拮抗した形で展開した。
第4ゲームのリターンでアグートが、とんとん拍子で得点。3ブレークポイントのチャンスが訪れると、そのまま同選手がブレークし、リードするかに見えた。しかし、直後のゲームでのハッサのブレークにより、アグートはリードできず、1ブレークを分け合ったまま試合を運ぶことになった。
ただ、第1セットでは結局、アグートが5-4で入ったリターンで再び、0-40の3ブレークポイントのチャンス。続くポイントで、バックサイドでのラリーから、アグートが、ハッサのサイドアウトの失点でセット獲得を決め、1セットアップのリードとした。
第2セットに入ると、アグートとハッサはともに、サービスでは決定的なポイントを明け渡さず、10ゲームを消化してもまだ、ブレークアップのリードはいずれにも得られなかった。
そのままタイブレークに入る直前となった第12ゲームに、6-5のリードでリターンに回ったアグートに流れが傾いた。15-40と2マッチポイントを握ると、チャンスでアグートが、バックハンドのパッシングを決めてブレーク。同選手の勝利が決定した。
アグートはカレン・ハチャノフ(ロシア)と次の準々決勝で対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)
※写真はハッサとの試合でフォアで打球するアグート
(Photo by Thomas Starke/Getty Images)