「バーミンガム・クラシック」(イギリス・バーミンガム/6月18~24日/芝コート)の大会3日目、女子シングルス2回戦で、世界ランキング18位の大坂なおみ(日本/日清食品)がダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)と対戦。第1セットは3-6でヤクポ…

「バーミンガム・クラシック」(イギリス・バーミンガム/6月18~24日/芝コート)の大会3日目、女子シングルス2回戦で、世界ランキング18位の大坂なおみ(日本/日清食品)がダリラ・ヤクポビッチ(スロベニア)と対戦。第1セットは3-6でヤクポビッチに先取されてしまったが、第2セットが始まる前に大坂が怪我のために棄権、2回戦で姿を消すことになった。

両者は今回が初の対戦。ヤクポビッチは世界ランキング113位だが、直前の「ノッティンガム・オープン」では準々決勝まで進出しており、油断できない相手だ。1回戦を快勝で飾った大坂が2回戦でも勢いを維持して勝ち進めるのか、期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスから始まった。お互いにキープの展開となったが、第4ゲームで大坂がブレークポイントを握るなど、若干だが大坂がリードする様相に見えた。

しかし第7ゲームで大坂は0-40とピンチを迎えると、ヤクポビッチにウィナーを決められ、ラブゲームでブレークを喫してしまう。第8ゲームで大坂はブレークポイントを握ったが、ここをしのがれてしまうと、第9ゲームではヤクポビッチにリードを許し、そのままブレークされて、第1セットを3-6で落としてしまった。

その後、ベンチに戻った大坂は横になってドクターを呼んだ。左下腹部の辺りを看ているようだったが、しばらく看てもらった後、棄権を決定。大坂はベスト8入りを果たすことはできなかった。(テニスデイリー編集部)

※写真は「バーミンガム・クラシック」1回戦のときの大坂

(photo by David Kissman/Action Plus via Getty Images)