6月19日、「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)大会2日目、ステファノス・チチパス(ギリシャ)が第5シードで出場しているルカ・プイユ(フランス)をストレートで下した。スコアは6-2、7-…

6月19日、「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)大会2日目、ステファノス・チチパス(ギリシャ)が第5シードで出場しているルカ・プイユ(フランス)をストレートで下した。スコアは6-2、7-6(3)、試合時間は2時間1分だった。

プイユは、ショット感覚に優れており、ハード、クレー、芝とサーフェスに左右されず、結果を残す選手で、現在のランキングでは18位につけている。

チチパスは、19歳ながら35位につける、期待のかかる若手の一人。今年は、「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」で準優勝という結果も残している。

試合が始まると、若手のチチパスがまずは流れを掴んだ。1ゲーム目、プイユのサービスゲームで、チチパスが、ストロークの打ち合いで相手のミスなどから、0-40の3ブレークポイントをいきなり手にした。チチパスがそのままダブルフォルトでのラッキーなブレークで、リードを確保。

さらにチチパスには、7ゲーム目にも3ブレークポイントのチャンスが訪れた一方で、その際にはプイユにデュースに持ち込まれた。しかし、結局、チチパスが3度目のデュースでブレーク。続くサービスでもリードを守り1セット目を6-2で獲得した。

2セット目に入ると、チチパスもプイユもサービスゲームでは、劣勢につながる決定的なポイントを与えはせず、ブレークのないままタイブレークに入ることになった。

その中で、チチパスは、プイユのネットミスなどからミニブレークを重ねると、6-2のマッチポイントを迎えた。プイユは、連続で強打で打ち込んで得点につなげるなど粘ろうとしたものの、チチパスのサービスに対するリターンがアウトになり、そのままゲームセットとなった。

チチパスは続く2回戦でデニス・クドラ(アメリカ)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はファン向けイベントに現れた際のチチパス

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)