6月19日、「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)大会2日目。シングルス1回戦、ダブルス1回戦が行われる。男子ダブルス1回戦で錦織圭(日本/日清食品)がマクラクラン勉(日本)とペアを組み、…

6月19日、「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)大会2日目。シングルス1回戦、ダブルス1回戦が行われる。

男子ダブルス1回戦で錦織圭(日本/日清食品)がマクラクラン勉(日本)とペアを組み、マルセル・グラノイェルス(スペイン)/ロビン・ハッサ(オランダ)と対戦する。錦織はマクラクラン勉と組むのは今回が初めて。対戦相手のグラノイェルスとハッサはそれぞれ別のペアでツアー優勝経験をもつ選手。

錦織がダブルスに出場するのは、昨年の同大会以来1年振り。相方のマクラクラン勉は、アメリカのテニスの名門カリフォルニア大学バークレー校で鍛えたサーブ力と巧みなネットプレーが持ち味の選手で、ATPツアー初出場となった2017年「楽天ジャパンオープン」では内山靖崇(日本/北日本物産)とのペアで、いきなり初優勝を飾っている。日本の絶対的エース錦織と、ダブルススペシャリストのマクラクラン勉のペアがどのような試合を見せてくれるか楽しみだ。錦織/マクラクラン勉ペアのダブルス1回戦はコート3の第1試合で、日本時間21時から開始予定。

男子シングルスでは、世界1位に返り咲いたロジャー・フェデラー(スイス)が世界72位アルヤズ・ベデネ(スロベニア)との1回戦に臨む。両者の過去の対戦は1月の「全豪オープン」1回戦のみで、その時にはフェデラーが勝利している。直前の「メルセデス・カップ」で優勝したフェデラーが、キャリア通算99個目のタイトルに向けて良いスタートを切れるか注目だ。フェデラーとベデネの対戦はセンターコートの第3試合で、日本時間23時から開始予定。

世界3位で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は世界34位のボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。両者の過去の対戦成績はズベレフの1勝2敗。最後に戦った「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」ではズベレフが勝利している。次世代のNo.1候補筆頭格と言われるズベレフと、2014年にATPの最優秀新人賞を受賞した経験をもつチョリッチが同世代同士どのような戦いを見せてくれるか注目だ。

その他、第8シードのリシャール・ガスケ(フランス)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のフロリアン・マイヤー(ドイツ)と、第5シードのルカ・プイユ(フランス)がステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。◇   ◇   ◇

【6月19日の注目ドロー】

◆男子シングルス

1回戦

[1]ロジャー・フェデラー(スイス)対アルヤズ・ベデネ(スロベニア)

ボルナ・チョリッチ(クロアチア)対[2]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

ステファノス・チチパス(ギリシャ)対[5]ルカ・プイユ(フランス)

マートン・フクソービッチ(ハンガリー)対[6]フィリップ・コールシュライバー(ドイツ)

[8]リシャール・ガスケ(フランス)対[WC]フロリアン・マイヤー(ドイツ)

◆男子ダブルス

1回戦

マルセル・グラノイェルス(スペイン)/ロビン・ハッサ(オランダ)対マクラクラン勉(日本)/錦織圭(日本/日清食品)(テニスデイリー編集部)

※写真は1年振りにダブルスに登場する錦織圭(シングルス1回戦の時のもの)

(Photo by Friso Gentsch/picture alliance via Getty Images)