「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、杉田祐一(日本/三菱電機)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と対戦。第1セットを6-4で先取した杉田は第2セッ…

「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、杉田祐一(日本/三菱電機)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と対戦。第1セットを6-4で先取した杉田は第2セットを5-7で落としてしまい、決着は第3セットへ持ち越された。

第2セットもマルテレルのサービスから。第1セットを先取した杉田は第1ゲームで0-40といきなりのチャンスを迎えると、マルテレルのショットがミスとなり、ラブゲームでブレークを果たした。さらに杉田は第2ゲームをラブゲームでキープして勢いを上げてきた。そして第3ゲームでも30-40とチャンスをつかんだが、ここはマルテレルの強烈なサーブによってしのがれてしまった。

第6ゲームで杉田はラリーの末に30-40と追い詰められ、続くプレーでマルテレルにブレークを許してしまい、ゲームカウント3-3のイーブンとされてしまった。

ここからお互いにキープが続き、ゲームカウント5-6で第11ゲームを終えたところで小雨が降り出したためにいったん試合を中断し、センターコートの屋根が閉じられた。さらに濡れた芝を乾燥させるための作業なども行われ、約20分のインターバルを挟み、そこからウォーミングアップを行ってから第12ゲームが再開された。

第12ゲームは杉田のサービスゲーム。ファーストポイントを取った杉田だが、直後にダブルフォルトを犯すとそこからミスが重なり、15-40とセットポイントを握られてしまった。1本はしのいだが、続くプレーでマルテレルのショットを返しきれずに第2セットを5-7で落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」のときの杉田祐一

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)