「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、杉田祐一(日本/三菱電機)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と対戦。第1セットは6-4で杉田が先取した。両者は…

「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、杉田祐一(日本/三菱電機)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と対戦。第1セットは6-4で杉田が先取した。

両者は今回が初の対戦。マルテレルは現在世界ランキング49位で、今年の「全仏オープン」ではベスト16へ進出。今大会はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場している。杉田は、2017年下部大会の「ATPチャレンジャーサービトン」で優勝し、その後「男子テニスATPワールドツアー250 アンタルヤ」で日本男子史上3人目のATPワールドツアー優勝を飾った実績のある芝コートで、どこまで活躍できるのか注目される。

第1セットはマルテレルのサービスからスタート。両者ともに落ち着いてキープの立ち上がりとなった。その後もお互いにキープの展開が続いたが、第7ゲームで杉田が15-40とこの試合で初めてのブレークポイントを握った。1本はしのがれたもののブレークに成功し、1ブレークアップとした。

さらに杉田は第8ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント5-3とした。第9ゲームはマルテレルにキープされ、続くサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームで杉田は30-40とピンチを迎えてしまう。杉田はこの1本をしのいでデュースに持ち込み、連続でポイントを奪って6-4で第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」のときの杉田祐一

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)