「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)がマティアス・バッキンガー(ドイツ)と対戦。第2セットも錦織が7-6(3)で取…

「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で、第7シードの錦織圭(日本/日清食品)がマティアス・バッキンガー(ドイツ)と対戦。第2セットも錦織が7-6(3)で取り、6-3、7-6(3)のストレートで勝利した。試合時間は1時間23分。

勝利した錦織は、明日行われるミーシャ・ズベレフ(ドイツ)とカレン・ハチャノフ(ロシア)の勝者と2回戦で対戦する。

第2セットはバッキンガーのサービスから始まった。先にチャンスをつかんだのは錦織。第3ゲームで15-40とブレークポイントを握ると、リターンエースを決めてブレークする。しかし、直後の第4ゲームでブレークバックを喫し、リードを保つことができなかった。

追いつかれた錦織は第5ゲームで再びブレークに成功すると、続く第6ゲームを今度はキープしてリードを保った。さらに第7ゲームでもデュースまで追い上げたが、ここではブレークまで至らず、第7ゲームを終えてゲームカウント4-3とした。

第8ゲームで錦織は今日3度目のフットフォルトを取られてリズムが狂ったのか、ダブルフォルトやミスによって0-40とピンチが訪れると、バッキンガーにリターンエースを決められてしまい、ラブゲームでブレークされてイーブンに戻されてしまう。

お互いにキープをして迎えた第11ゲーム、錦織はデュースまで追い上げてブレークポイントを握ったが、あと1本が出ずにキープされてしまう。そして続く第12ゲームを錦織がキープし、第2セットはタイブレークへと突入した。

タイブレークでは1ポイント目をバッキンガーに取られたが、そこから錦織が4ポイントを連取し、終始圧倒する。その後も優位にタイブレークを進めていった錦織が7-6(3)で第2セットを取り、勝利を決めた。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦を勝利で飾った錦織

(Photo by Thomas Starke/Getty Images)