6月18日、「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)大会1日目。シングルス1回戦、ダブルス1回戦が行われる。第7シードで世界ランキング27位(6月18日時点)の錦織圭(日本/日清食品)が世界…

6月18日、「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)大会1日目。シングルス1回戦、ダブルス1回戦が行われる。

第7シードで世界ランキング27位(6月18日時点)の錦織圭(日本/日清食品)が世界159位マティアス・バッキンガー(ドイツ)との1回戦に臨む。錦織は今大会が芝シーズン初参戦となる。初戦の相手であるバッキンガーとは過去1回、1月の「ATPチャレンジャーダラス」で対戦していてその時には錦織が勝利している。錦織は「全仏オープン」後に芝シーズンについて「調子がクレーで戻ってきているので、しっかり調整できれば大丈夫だと思う。また芝も頑張りたいと思います」と意気込みを語っていた。「全仏オープン」で地元フランス選手との対戦が続く中、アウェーな環境で見せた粘り強いプレーを今大会でも期待したい。錦織とバッキンガーの対戦はセンターコートの第2試合で、日本時間21時から開始予定だ。

世界52位の杉田祐一(日本/三菱電機)が世界49位のマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と1回戦で対戦する。杉田は2018年の芝シーズン2大会目となる。1つ目だった大会「リベマ・オープン」では、2回戦で98位のマリウス・コピル(ルーマニア)にフルセットの末敗れ、残念ながらベスト8進出とはならなかった。杉田にとって芝コートは、「男子テニスATPワールドツアー250 アンタルヤ」で日本男子史上3人目のATPワールドツアー優勝を飾るなど実績のあるサーフェス。持ち前の早いタイミングでフラット気味に叩くプレーを活かし、今大会はどこまで勝ち進むか注目となる。杉田とマルテレルの対戦は錦織の後、日本時間23時から開始予定。

その他、シングルスには第3シードで「全仏オープン」準優勝のドミニク・ティーム(オーストリア)がミカエル・ユーズニー(ロシア)と、第4シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)とそれぞれ対戦する。◇   ◇   ◇

【6月18日の注目ドロー】

◆男子シングルス

1回戦

[7]錦織圭(日本/日清食品)対[Q]マティアス・バッキンガー(ドイツ)

[WC]マクシミリアン・マルテレル(ドイツ)対杉田祐一(日本/三菱電機)

[3]ドミニク・ティーム(オーストリア)対[Q]ミカエル・ユーズニー(ロシア)

ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)対[4]ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)

◆男子ダブルス

1回戦

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)/ミーシャ・ズベレフ(ドイツ)対[3]アイサム‐ウル‐ハク・クレシ(パキスタン)/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」1回戦に登場する錦織(「全仏オープン」の時のもの)

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)