「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)のトーナメント表が大会公式サイトで発表され、杉田祐一(日本/三菱電機)の1回戦の相手は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のマクシミリアン・マルテレ…

「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」(ドイツ・ハレ/6月18~24日/芝コート)のトーナメント表が大会公式サイトで発表され、杉田祐一(日本/三菱電機)の1回戦の相手は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)に決まった。両者は今回が初めての対戦となる。

杉田は現在世界ランキング53位で2018年の芝シーズン2大会目となる。直近の「リベマ・オープン」では、1回戦で87位のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)に勝利し、2回戦では97位のマリウス・コピル(ルーマニア)にフルセットの末敗れ、残念ながらベスト8進出とはならなかった。

一方、マルテレルは6月4日時点で世界ランキング70位だったが、11日には50位と20ランクアップしている選手。直近の「全仏オープン」ではサーフェスは異なるものの、2回戦で当時25位だった格上のデニス・シャポバロフ(カナダ)を5-7、7-6(4)、7-5、6-4で破っている。

杉田にとって芝コートは、2017年下部大会の「ATPチャレンジャーサービトン」で優勝し、その後「男子テニスATPワールドツアー250 アンタルヤ」で日本男子史上3人目のATPワールドツアー優勝を飾った実績のあるサーフェス。持ち前の早いタイミングでフラット気味に叩くプレーを活かし、今大会はどこまで勝ち進むか注目だ。

「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」には、他に第7シードで錦織圭(日本/日清食品)、第1シードで「芝の帝王」ロジャー・フェデラー(スイス)、第2シードに世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第3シードに世界7位で「全仏オープン」準優勝のドミニク・ティーム(オーストリア)らが出場する。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー500 ハレ」に出場する杉田祐一(「リベマ・オープン」の時のもの)

(Photo by Andy Astfalck/Getty Images)