「メルセデス・カップ」(ドイツ・シュツットガルト/6月11~17日/芝コート)男子シングルス準決勝で、第7シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が16日、第2シードのルカ・プイユ(フランス)を準決勝で下し、決勝戦に進出した。スコアは6-4、…

「メルセデス・カップ」(ドイツ・シュツットガルト/6月11~17日/芝コート)男子シングルス準決勝で、第7シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が16日、第2シードのルカ・プイユ(フランス)を準決勝で下し、決勝戦に進出した。スコアは6-4、7-6(3)、試合時間は1時間33分だった。

ラオニッチは現在世界ランキング35位。2016年の「ウィンブルドン」では準優勝し、同年には3位にも入っていたが、昨年来から負傷などで苦しんでおり、完全復活を期待される選手。

プイユは現在同ランキング17位で、ショット感覚に優れたサーフェスを選ばずコンスタントに結果を残せる選手。

第2シードと第7シードの対戦らしく、均衡のとれた形で、第1セットの序盤は推移。先手をとったのはラオニッチだった。

第5ゲームに、30-30から、ラオニッチがリターンをウィナーにすると、ブレークポイントを獲得。続くポイントで、ストロークでの攻め合いから、ラオニッチのフォアがダウンザラインに決まりブレークを達成。1ブレークアップのリードを確保した。

ラオニッチは、自身のサービスゲームでは、ほとんど隙を与えず、第1セットを手にし、大きなリードを築いた。

第2セットでも、両選手ともに、サービスをキープし続け、ブレークのチャンスもわずかのまま、タイブレークに。ラオニッチは、その中で、自身のサービスポイントでは失点しなかった一方で、2つのミニブレークを獲得し勝利を手にした。

ラオニッチは、決勝で第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真はガッツポーズをとるラオニッチ

(Photo by Alex Grimm/Getty Images)