ドイツ・ハレで開催されている 「ゲリー・ウェバー・オープン」(ATP500/6月13~19日/賞金総額170万610ユーロ/グラスコート)の1回戦で、第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、9度目のタイトルへの挑戦をストレートの勝…
ドイツ・ハレで開催されている 「ゲリー・ウェバー・オープン」(ATP500/6月13~19日/賞金総額170万610ユーロ/グラスコート)の1回戦で、第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が、9度目のタイトルへの挑戦をストレートの勝利で始めた。彼はワイルドカード(主催者推薦)で出場のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-4 7-6(3)で下した。
フェデラーは一度もブレークポイントに直面することなく、15本のサービスエースを放って2回戦進出を決めた。 第2シードの錦織圭(日清食品)は、脇腹の痛みのため、2回戦を前に棄権を余儀なくされた。錦織は1回戦でルカ・プイユ(フランス)を破り、2回戦でフロリアン・マイヤー(ドイツ)と対戦する予定になっていたが、試合前に大会開催者に、故障のためプレーすることはできないと伝え、マイヤーが不戦勝で準々決勝進出を決めた。錦織は、ルカ・プイユ(フランス)に対する1回戦の最中に、メディカル・タイムアウトをとっていた。
そのほかに行われた1回戦では、第8シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)が39本のウィナーを決めて、マルセル・グラノイェルス(スペイン)を6-2 7-6(4)で下し、ティムラズ・ガバシュビリ(ロシア)はパオロ・ロレンツィ(イタリア)を6-1 6-4で、第3シードのドミニク・ティーム(オーストリア)はジョアン・ソウザ(ポルトガル)を7-5 6-4を倒して2回戦進出を決めている。
また、2回戦では、マルコス・バグダティス(キプロス)がワイルドカード(主催者推薦)で出場のダスティン・ブラウン(ドイツ)を7-5 7-6(8)で、アンドレアス・セッピ(イタリア)が予選勝者の杉田祐一(三菱電機)を6-3 6-0で破り、準々決勝に進んだ。
アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、試合を終えずして準々決勝に駒を進めた。ズベレフが7-5 3-0とリードした時点で、ベンジャミン・ベッカー(ドイツ)が背中の故障を理由に棄権。ズベレフは最初の4ゲームを落としたが、そこから挽回して第1セットを取り、第2セットでも優勢に試合を進めていた。
準々決勝の顔合わせは、バグダティスとズベレフ、セッピとマイヤーとなる。
(C)AP(テニスマガジン)