来週末に日本代表と対戦するジョージア代表(世界ランキング12位)は、来日前、フィジーに遠征してパシフィック・ネーションズカップ(PNC)に初参加し、南太平洋の男たち相手に奮闘したが、トロフィーを獲得することはできなかった。開幕戦でトンガ代表に競り勝った勢いのまま、16日の優勝決定戦で世界ランク9位のフィジー代表に挑んだが、15-37で敗れ、テストマッチの連勝は7で止まった。フィジーは大会4連覇。

 ジョージアがPGで先制したが、フィジーは前半14分、敵陣深くの相手ボールスクラムでプレッシャーをかけ、SHヘンリー・セニロリがボールを奪い返しインゴールに突っ込み、逆転した。
 17分には、元ラグビーリーグ(13人制)のスターでこの試合が15人制フィジー代表でのデビューとなったCTBセミ・ランドランドラが、ハーフウェイ中央から突破してSHセニロリの連続トライを演出。

 ジョージアは23分、主将のLOギオルギ・ネムサゼがブレイクダウンでペナルティを獲得し、ラインアウトからモールで押し込み、コンバージョンも決まって同点とする。
 39分にはSOラシャ・フマラゼが防御網を切り裂いてディフェンダーをひきつけ、左外のWTBサンドロ・トドゥアにつないで15-10とゲームをひっくり返した。

 しかし、スクラムを誇るジョージアだが、この試合では劣勢となるシーンが何度かあった。後半の序盤、フィジーはまたも敵陣深くのスクラムで押し込みジョージアの反則を誘うと、組み直しを選択し、そこからトライを取り切って逆転した。

 PGでリードを広げたフィジーは、62分(後半22分)、敵陣深くのスクラムから、巨漢WTBネマニ・ナンドロの突進をはさみ、途中出場のSHフランク・ロマニがインゴールに突っ込んで追加点。
 フィジーは78分にもゴールラインを越えて勝負を決めると、最後は注目のCTBランドランドラがデビュー戦トライを挙げ、締めくくった。