芝シーズンも始まり、「ウィンブルドン」の前哨戦とされている「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月18日~24日/芝コート)の出場を巡る動きも出てきている。その一つとしてビッグネームの参戦も決まっており、…

芝シーズンも始まり、「ウィンブルドン」の前哨戦とされている「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」(イギリス・ロンドン/6月18日~24日/芝コート)の出場を巡る動きも出てきている。

その一つとしてビッグネームの参戦も決まっており、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がその一人だ。

同選手は「またフィーバーツリー選手権でプレーできることをとても楽しみにしている。10年前にクイーンズクラブで決勝まで戦った良い思い出があり、ダブルスでタイトルも獲った。いつも雰囲気が素晴らしい」と話している。

またジョコビッチにとっては、グラスコートはとても特別で、最も珍しいサーフェスだといい、「ウィンブルドン」に向けて大事な準備にもなるという。

ほかにも、現在までに、「男子テニスATPワールドツアー500 ロンドン」には、怪我でツアーを離脱していた元世界1位のアンディ・マレー(イギリス)も出場に向けた準備を進めており、注目だ。

加えて、会場となるクイーンズ・クラブのウェブサイトでは、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、マリン・チリッチ(クロアチア)、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、ダビド・ゴファン(ベルギー)らも出場選手名として明らかにしており、来週には熱い戦いが繰り広げられそうだ。

また同大会については、現在世界ランキング1位で「全仏オープン」で優勝したラファエル・ナダル(スペイン)が棄権する方針を明らかにしている。

大会公式サイトなどによればナダルは「ドクターと相談し、体の声に耳を傾けた結論」「少し休息が必要だ」として、現状では「ウィンブルドン」に向けて休養を優先する方針のようだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は会見で笑顔を見せるジョコビッチ

(Photo by Alex Caparros/Getty Images)