6月18日から開催される「バーミンガム・クラシック」で、過去に2度優勝したことがあるマリア・シャラポワ(ロシア)と、マディソン・キーズ(アメリカ)の欠場が公式サイトで発表された。今シーズン始めのケガから復帰後、「全仏オープン」のベスト8進出…

6月18日から開催される「バーミンガム・クラシック」で、過去に2度優勝したことがあるマリア・シャラポワ(ロシア)と、マディソン・キーズ(アメリカ)の欠場が公式サイトで発表された。

今シーズン始めのケガから復帰後、「全仏オープン」のベスト8進出や、「BNL イタリア国際」のベスト4進出と快進撃を展開していたシャラポワは、「ウィンブルドン」に向け休養が必要とのことで、「体調を整えるため、しっかり体をケアするために欠場を余儀なくされました。よい思い出のある「バーミンガム」で今年はプレーができなくなり残念です」とコメントを発表している。

また、キーズは腹部のケガのために欠場となり、「芝のコートでプレーをすることを心待ちに、私の芝コートシーズンをこの大会でスタートさせることを楽しみにしていたのですが、「BNL イタリア国際」からのケガを悪化させてしまい休養が必要となりました。来年はみなさんの前でプレーできることを楽しみにしています」と語っている。

トーナメント・ディレクターは「シャラポワやキーズのような名選手の欠場は残念です。特に長期にわたるクレーコートシーズンの後は、彼女たちの体調が一番大切です」と、欠場となった両選手をおもんぱかった。

今年の「バーミンガム・クラシック」には、2017年優勝のペトラ・クビトバ(チェコ)を始め、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、大坂なおみ(日本/日清食品)、ダリア・カサキナ(ロシア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、ジョハナ・コンタ(イギリス)ら世界ランキング上位選手が集結している。(テニスデイリー編集部)

※写真は「BNL イタリア国際」のときのシャラポワ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)