6月14日、中国黒竜江省ハルビン市で開幕した第3回大学世界選手権(WUC)。日本代表は韓国代表と対戦。第2Q残り2分41秒に雷による中断となり、両チーム監督と協議の上、この時点で試合終了。32対0で日本代表が勝利した。

当初は6月16日の中国戦が初戦となる予定だったが、6月21日に予定されていた韓国戦が大会初日の14日に変更されることが渡航日の13日の朝に決まった。文字通りスクランブル発進を余儀なくされた日本代表だが、攻撃は全シリーズ得点、守備は第1ダウン更新を一度も許さない危なげない戦いぶりだった。

コイントスに勝利にした日本代表は、後半の選択権をチョイス。自陣14ヤードから始まった韓国の最初の攻撃をLB長尾裕二朗(早大)、DB小椋拓海(関学)、DL藤原航(関大)のロスタックル、LB久下裕一朗(立命)のパスカットで3ダウン&アウトに仕留めると、敵陣37ヤードからの攻撃権を獲得。RB西村七斗(立命)のランで第1ダウンを難なく更新。QB柴崎哲平(早大)からWR高津佐隼矢(法政)へのパスで前進し、第1Q3分33秒、RB高松祥生(関学)の15ヤードTDランで先制した。

自陣21ヤードから始まった韓国2度目の攻撃には第1ダウンのランに9ヤード前進を許したが、第2ダウンのランをDL藤原、DB小田原利之(日大)が、第3ダウンのランをLB久下、LB中野航平(慶應)がロスタックルに仕留めてシリーズ更新を許さず。WR高津佐のパントリターンで敵陣49ヤードからの攻撃起点を作り出すと、QB柴崎からWR佐藤凱輝(慶應)、廣吉賢(立命)へのパスを足がかりに得点圏に侵攻。第1Q8分18秒にRB川上理宇(日大)の13ヤードTDランで加点。TFPはFG体型からホルダーに入ったWR佐藤がTE中辻威統(京大)にパスを決めて15対0とリードを広げた。

第1Q10分16秒にはRB西村の9ヤードTDランで加点。第2QにはQB柴崎に代わって登場したQB馬島臨太郎(法政)が、WR佐藤にロングパスを決めて得点圏に侵攻。第2Q2分2秒、K廣田祐(慶應)の26ヤードFGにつなげた。さらに、DL清原淳平(龍谷)のQBサック、WR井上拓也(神戸)の好パントリターンで得た敵陣29ヤードからの攻撃機会をRB川上の3ヤードTDランにつなげて32対0とした。

前半終了2分41秒、WR井上のパントリターンTDがホールディングの反則でフイになった直後に雷鳴によって試合が中断。会場は一時停電となった。再開後はハーフタイムをとらず、第3、第4Qは10分のランニングタイムで行うことが協議の上決定されていたが、再び雷鳴があったため中断を30分延長。両チーム監督が協議の上、前半残り2分41秒時点で試合終了を決定した。