「メルセデス・カップ」(ドイツ・シュツットガルト/6月11~17日/芝コート)13日に行われた男子シングルス1回戦で第7シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がミルザ・バシッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦。7-6(8)、6-2とストレ…

「メルセデス・カップ」(ドイツ・シュツットガルト/6月11~17日/芝コート)13日に行われた男子シングルス1回戦で第7シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)がミルザ・バシッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦。7-6(8)、6-2とストレートでラオニッチが勝利した。試合時間は1時間23分。

負傷からの完全復活が期待されるラオニッチは、現在世界ランキング35位。2016年「ウィンブルドン」では準優勝の結果を残しており、同年11月には世界ランキング3位をマークしていた。しかし順風満帆と思われた2017年シーズンは、左手の故障に悩まされた。その後は復帰と故障を繰り返しているが、2018年はトップ10返り咲きなるか期待される。対戦相手のバシッチは世界78位で2018年「ソフィア・オープン」では初優勝を果たしている。

1セット目はタイブレークにもつれ込み予断を許さない状況の中、粘り強いプレーを見せラオニッチが先取。2セット目はラオニッチが盤石のプレーで、6-2と余裕を見せてストレート勝利した。

試合中、サービスエースがバシッチの8本に対し、ラオニッチは15本を奪うなど自身のプレーの強味である高速サービスを見せつけた。また、この試合相手に一度もブレークポイントを握られる事なく勝利した。

1回戦を順調に勝ち上がったラオニッチは2回戦で、マートン・フクソービッチ(ハンガリー)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年「ウィンブルドン」出場時のラオニッチ

(Photo by Michael Steele/Getty Images)