セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を指導するムラトグルーコーチがこのほど、セレナの「ウィンブルドン」出場について、明るい見通しを語った。BBCラジオのインタビューに答える中で言及したもので、同社がウェブサイトを通じても報じている。同コーチによ…

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を指導するムラトグルーコーチがこのほど、セレナの「ウィンブルドン」出場について、明るい見通しを語った。BBCラジオのインタビューに答える中で言及したもので、同社がウェブサイトを通じても報じている。

同コーチによれば、セレナは2週間以内に回復して、また打てるようになると見られているという。また、セレナは練習に15日間を当てられ、その中でコートでの動きを改善して、より早く動けるようになるとの見方も、コーチの口から語られたという。

セレナは「全仏オープン」で、2回戦で第17シードだったアシュリー・バーティ(オーストラリア)を3-6、6-3、6-4で、3回戦で第11シードだったユリア・ゲルゲス(ドイツ)を6-3、6-4で下して、4回戦に進出。マリア・シャラポワ(ロシア)との4回戦を棄権したものの、強力なサービスを披露するなど復調する兆しも見せていた。

また、ムラトグルーコーチは「サーブが打てなかったし、サーブなしで勝つことは難しかっただろうから、マリア(・シャラポワ)との試合を戦わなかったのはいい考えだった」と話したという。

併せて同コーチによれば、セレナは負けず嫌いだし、レベルや調子も戻っており、「ウィンブルドン」は状況を打破するサーブを持っている彼女に少し有利にもなりそうだ。(テニスデイリー編集部)

※写真はセレナのコーチのムラトグルー氏と、夫のアレクシス・オハニアン氏

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)