2018年の2つ目のグランドスラムを終えて、ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」への出場権を獲得ポイントで競う「レース・トゥ・ロンドン」の構図も新しくなってきた。「全仏オープン」を終えた時点でのランキングを、ATP(男子プロテニス…

2018年の2つ目のグランドスラムを終えて、ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」への出場権を獲得ポイントで競う「レース・トゥ・ロンドン」の構図も新しくなってきた。

「全仏オープン」を終えた時点でのランキングを、ATP(男子プロテニス協会)が公開しており、ラファエル・ナダル(スペイン)が「全仏オープン」でのV11の結果、首位を確保した。

代わりに、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が2位に、ロジャー・フェデラー(スイス)が3位にそれぞれ後退した。

他方で、「全仏オープン」で上位に進出した選手も順位をそれぞれ上昇させており、ナダルとの決勝戦に挑んだドミニク・ティーム(オーストリア)が1つ順位を上げて5位につけた。

ほかにも、ベスト8へ進出し、今大会ナダルから唯一1セットを奪ったディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が10位へ。「レース・トゥ・ロンドン」の順位にもその活躍が反映された。

錦織圭(日本/日清食品)は16位と1つ順位を下げたものの、前回ランキングから大きな順位変動はなかった。

暫定順位は以下の通りだ。◇   ◇   ◇

【6月11日付レース・トゥ・ロンドンランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1.(3)ラファエル・ナダル(スペイン) 5,040

2.(1)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 3,495

3.(2)ロジャー・フェデラー(スイス) 3,110

4.(4)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 3,020

5.(6)ドミニク・ティーム(オーストリア) 2,985

6.(5)マリン・チリッチ(クロアチア) 2,370

7.(7)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 1,620

8.(9)ジョン・イズナー(アメリカ) 1,500

9.(8)チョン・ヒョン(韓国) 1,380

10.(16)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 1,365

11.(10)グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア) 1,365

12.(11)カイル・エドマンド(イギリス) 1,350

13.(43)マルコ・チェッキナート(イタリア) 1,287

14.(14)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 1,260

15.(12)パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン) 1,225

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16.(15)錦織圭(日本/日清食品) 1,205(テニスデイリー編集部)

※写真は全仏決勝でサービスを放った際のナダル

(Photo by Ian MacNicol/Getty Images)