シアトル・シーホークスSアール・トーマスが新しい契約が結ばれない限り、現地6月12日から始まる義務的ミニキャンプに参加しないと発表した。今季は、2015年に結んだ4年4000万ドルの契約の最後の年。新しい長期契約を望んでの発表だ。

トーマスは現地6月10日ツイッター上で「契約問題が解決するまではミニキャンプを含めてチームの活動に参加するつもりはない。ファンにわかって欲しいのは、俺はキャリアの終わりまでシーホークスにいたいということ。ただ、ここ8年の実績を考えると今すぐにでも新しい契約が決まってもおかしくない。チームの勝利に貢献できるようにするから、これが正しい行いだと理解してもらいたい」と考えを示した。8年のキャリアの中で6度のプロボウルに出場。オールプロ1軍に3回、2軍に2回選出されたリーグ屈指のSだ。しかし、シーホークスは今年で29歳のトーマスが加齢によりパフォーマンを落とすことを恐れてか、新契約を渋っている。4月に否定されているものの、3月にはトレードの噂も流れた。

先月行われたオフシーズンのワークアウトとは違い、義務的ミニキャンプは契約中の選手は参加必須。1日の不参加で1万4千70ドル、2日で2万8千150ドル、3日で4万2千215ドルの罰金。3日間全て不参加の場合は合計で8万4千435ドルの罰金が課せられる。ミニキャンプではショルダーパッドの着用が禁止され、コンタクトのない練習に限られているが「オフシーズンに取り込んだものを試す場」としてピート・キャロルHCも重視し、トーマスが参加することを望んでいる。今季CBリチャード・シャーマンは解雇。DEマイケル・ベネットはトレード。DEクリフ・エイブリルは頚椎の負傷から復帰できず放出。既に3人の主力選手を失っている。昨季9勝6敗で5年ぶりにプレーオフ進出を逃し、再挑戦のシーズンとなるシーホークス。ベストの状態で臨むためにもトーマスとの不和解消は急務となるだろう。