「リベマ・オープン」(オランダ・スヘルトーヘンボス/6月11~17日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で第7シードの杉田祐一(日本/三菱電機)がニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦。第1セットは6-3で杉田が先取した。両者が…

「リベマ・オープン」(オランダ・スヘルトーヘンボス/6月11~17日/芝コート)の大会初日、男子シングルス1回戦で第7シードの杉田祐一(日本/三菱電機)がニコラス・バシラシビリ(ジョージア)と対戦。第1セットは6-3で杉田が先取した。

両者がATPワールドツアー本戦で対戦するのは今回が初。予選では過去に2回対戦しており、そこでは杉田が2勝をあげている。杉田は現在9大会連続の初戦敗退となっており、クレーコートシーズンでは勝利を上げることができなかったが、芝コートでは実績を残しており、昨年下部大会の「ATPチャレンジャーサービトン」で優勝、その後「男子テニスATPワールドツアー250 アンタルヤ」で日本男子史上3人目のATPワールドツアー優勝を飾っている。杉田の連敗脱出はもちろん、上位に向けた飛躍を期待したい。

第1セットは杉田のサービスから。ともにキープし合って迎えた第4ゲームで杉田は30-40とブレークのチャンスをつかんだ。しかし、バシラシビリに連続でポイントを奪われてキープされ、チャンスを活かすことができなかった。

杉田は第6ゲームでデュースまで追い上げ、ブレークポイントを握るもあと1本が出ず、ここもバシラシビリにキープされてしまった。しかし、第8ゲームで再びチャンスを作った杉田はここでようやくブレークに成功し、リードを作った。

そして第9ゲームを危なげなくキープした杉田が6-3で第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年の「男子テニスATPワールドツアー250 アンタルヤ」のときの杉田祐一

(Photo by Mustafa Ciftci/Anadolu Agency/Getty Images)