大坂なおみ(日本/日清食品)が出場予定である「ノッティンガム・オープン」(イギリス・ノッティンガム/6月11~17日/芝コート)のトーナメント表が発表された。第3シードで出場する世界ランキング20位(2018年5月28日付)の大坂は、1回戦…

大坂なおみ(日本/日清食品)が出場予定である「ノッティンガム・オープン」(イギリス・ノッティンガム/6月11~17日/芝コート)のトーナメント表が発表された。第3シードで出場する世界ランキング20位(2018年5月28日付)の大坂は、1回戦で世界ランキング76位のサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)と対戦することが決まった。

■芝シーズンに向けて前向きなコメントをしている大坂

大坂とヴィッカリーの過去の対戦は、3月の「BNPパリバ・オープン」での1回のみ。その時には大坂が勝利している。大坂は直前の大会「全仏オープン」では3回戦で、ヴィッカリーは1回戦で、共にマディソン・キーズ(アメリカ)に敗れている。大坂は3回戦で敗れた後に「やりたいことが全部うまくいかなかった。ずっと頭の中で答えを探している感じだった」と語っていた。大坂の180cmの身長から繰り出す200キロを超えるビッグサービスは女子屈指。しかし「全仏オープン」3回戦では自身の武器であるサービスが決まらずに苦戦していた。

これから芝コートでのシーズンに突入する大坂は「サービスについてどうやって修正するか、コーチと話す必要がある」と話していた。また「ウィンブルドン」に向けては「去年はビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦して、プレーしていて楽しい試合ができた。サービスが良いから芝に合うと言われるけど、芝で上手くプレーできる方法を見つけていきたい」と前向きなコメントも残していた。大坂の「ノッティンガム・オープン」での活躍にも期待したい。

■「ノッティンガム・オープン」シード勢の紹介

同大会のシード勢には大坂以外に、第1シードに世界ランキング17位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)、第2シードに18位のマグダレナ・リバリコバ(スロバキア)、第4シードに21位で地元のジョハナ・コンタ(イギリス)、第5シードに33位のミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)、第6シードに50位で2017年「ノッティンガム・オープン」の覇者ドナ・ベキッチ(クロアチア)、第7シードに51位のザリナ・ディアス(カザフスタン)、第8シードに57位のカミラ・ジョルジ(イタリア)が入っている。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ノッティンガム・オープン」に出場する大坂(「全仏オープン」の時のもの)

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)