「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会14日目、車いすの部男子シングルス決勝で、世界ランキング3位の国枝慎吾(日本/ユニクロ)が、第2シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦。国枝が7-6(5)、6-0で勝利し、3年振り7回目の優勝を飾った。

これで国枝はグランドスラムのシングルスで22回目の優勝となり、さらに世界ランキング1位への復帰が決まった。

過去の対戦成績は国枝の18勝5敗。今年は2連勝中だが、2016年から2017年にかけて4連敗を喫していただけに、今回も熱戦となり、第1セットはタイブレークにまでもつれた。

優勝後のインタビューで国枝は「今回調子が良かったので、これは逃せないなという気持ちで臨みましたし、ファーストセットがタフでなかなかセットポイントも取れなかったですけど、しっかりタイブレーク取り切って勢いが出たなと思います」と85分かかった第1セットについて振り返った。

そして「2年前は世界1位で強い状態で練習を重ねてましたけど、今はそれよりも強いと自分自身も思ってますし、それぐらいテニスの内容が良いので、これからも自信を持って次に臨みたいと思います」と手応えを語った。

世界ランキング1位に復帰することについても「今はランキングではなくて、目の前の課題を一つ一つクリアしていってより良い選手になりたいです」と話し、優勝後すぐのインタビューながら、次を見据えて気を引き締めていた。(テニスデイリー編集部)※写真は優勝した国枝

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)