「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会14日目、女子シングルス決勝で第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第10シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)と対戦。第3セットはハレプが6-1で取り…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会14日目、女子シングルス決勝で第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第10シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)と対戦。第3セットはハレプが6-1で取り、3-6、6-4、6-1でハレプが勝利し、優勝を決めた。試合時間は2時間3分。

ハレプは4度目となるグランドスラム決勝で、ついに初優勝を遂げた。

第3セット、第1ゲームでスティーブンスに0-30とリードされたハレプだったが、ここから一気に追い上げてキープすると、第2ゲームでブレークに成功して第2セットからの勢いを継続させた。

第3ゲームをキープしたハレプは、さらに第4ゲームでもネットプレーを制してブレークに成功し、2ブレークアップと大きくリードを作った。

さらに第5ゲームをキープしたハレプは、ゲームカウント5-0として第6ゲームを迎えた。ここでもハレプはボールにしぶとく食らいつくが、スティーブンスにキープされてしまう。

そしてハレプが第7ゲームでサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを迎えた。スティーブンスにも粘られたが、40-30とチャンピオンシップポイントを握ったハレプのサーブをスティーブンスが返すことができず、第3セットを6-1でハレプが取り、グランドスラム初優勝を遂げた。(テニスデイリー編集部)

※写真はGS初制覇を成し遂げたハレプ

(Photo by Stephane Cardinale - Corbis/Corbis via Getty Images)