6月8日から本戦が始まったITTFワールドツアー「ライオンジャパンオープン荻村杯」<6月6日~10日/北九州市立総合体育館>は男女シングルスとダブルス、混合ダブルス1、2回戦を行い、混合ダブルス優勝候補の吉村真晴(名古屋ダイハツ)/石川佳純(全農)ペアが1回戦で台湾ペアにストレート勝ち、2回戦では韓国ペアに1ゲームしか与えず準決勝へ駒を進めた。
世界卓球2017ドイツの同種目で金メダルに輝いた2人がペア練習をしたのは前日の30分程度だったという。それにもかかわらず息のあったコンビネーションを見せた吉村と石川は試合後、終始笑顔。「お互いにポジショニングが良くて連打で攻め続けることができた。そこが(世界卓球2017ドイツからの)1年で成長できたところ」と吉村が言えば、久しぶりのペア練習となった前日を振り返った石川が「(昨日の時点では)フットワークがガタガタで『ちょっとヤバくない?』って話していた。でも試合が始まったら良かった。こんなことはなかなかない」と明かすなど和やかな雰囲気を見せた。
また、今大会の開催地である福岡県北九州市は石川の出身地の山口県のお隣。吉村も中学3年時から高校まで山口県山口市の野田学園に在籍していたため、2人への会場の応援は多い。地の利を生かし一気に頂点へ駆け上がりたいところだ。準決勝は9日13時30分から韓国ペアと対戦。勝てば同日15時50分から決勝が行われ優勝者が決まる。
(文=高樹ミナ)
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