「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会12日目、男子シングルス準々決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第11シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。第4セットはナダルが6…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会12日目、男子シングルス準々決勝で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第11シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦。第4セットはナダルが6-2で取り、4-6、6-3、6-2、6-2でナダルが勝利、2年連続のベスト4入りを果たした。試合時間は3時間42分。

勝利したナダルは、現在対戦中のマリン・チリッチ(クロアチア)とフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)の勝者と準決勝で対戦する。

セットカウント1-1で迎えた第3セットはナダルが6-2で取り、勝利まであと1セットと迫った。

勢いに乗るナダルは、第3ゲームでブレークを果たすと、第4ゲームをキープしてシュワルツマンにチャンスを許さない。そして第5ゲームもブレークして2ブレークアップとし、ベスト4入りへさらに一歩前進した。

そしてゲームカウント5-1とした第7ゲームでナダルは30-40とマッチポイントを握った。会場からはシュワルツマンに対して大きなディエゴコールが鳴り響き、それに応えるように粘るシュワルツマンにデュースの末にキープされてしまった。

そしてナダルのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲーム。ナダルは40-15とマッチポイントを握ったが、この2本をしのがれてデュースとなった。ここで粘るシュワルツマンにブレークポイントを握られる場面もあったが、最後は振り切ったナダルがこのゲームをキープして第4セットを6-2で取り、勝利を決めた。(テニスデイリー編集部)

※写真はベスト4入りを果たしたナダル

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)