「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)大会11日目となった6月6日、マリア・シャラポワ(ロシア)は準々決勝で敗退したものの、「精神的には芝コートシーズンに向かう準備ができている」との前向きな姿勢を示した。今…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)大会11日目となった6月6日、マリア・シャラポワ(ロシア)は準々決勝で敗退したものの、「精神的には芝コートシーズンに向かう準備ができている」との前向きな姿勢を示した。

今大会でシャラポワは、第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に対して、6-2、6-1のストレートで勝利したほか、4回戦ではセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する予定だったが、セレナの棄権により不戦勝で準々決勝に勝ち上がってきていた。

続いて行われたガルビネ・ムグルッサ(スペイン)との準々決勝では、2-6、1-6のストレートで敗戦となり、シャラポワは女子シングルスのドローから姿を消すことになった。

シャラポワは「今日の試合を見て、完全に消してしまいたいとは思わないけど、この試合の後でちゃんと見て、向き合って、取り組まなければならないことがたくさんある」と言う。

また全仏を含めたクレーシーズンについて、シャラポワは、「1つの大会だけを評価するのはむずかしい。クレーコートシーズンが始まってからの、この4、5週間のいろんなことを大局的に見る必要がある」と話した。

また、同選手は「体はちょっと休めないといけないと思うけど、精神的には芝コートシーズンに向かう準備ができている」と、すでに次のシーズンに目を移している。(テニスデイリー編集部)

※写真は全仏のコートを去ろうとするシャラポワ

(Photo by XIN LI/Getty Images)