スーパーラグビーで初のプレーオフ進出を狙うレベルズの主力選手のひとりであり、6月のテストマッチに臨むオーストラリア代表にも選出されていたHOジョーダン・ウエレセが、膝の重傷により今シーズン中のプレーは絶望的となった。

 21歳のウエレセは、オーストラリア代表に合流する直前の6月2日のブルーズ戦で、パワフルな相手NO8アキラ・イオアネにタックルした際、左膝を負傷し、退場していた。
 レベルズによると、病院の検査で前十字靭帯断裂が確認され、7日に手術をおこない、リハビリに入るという。

 メルボルンを本拠地とし、2011年からスーパーラグビーに参戦しているレベルズは、これまでの7シーズンはすべて10位以下で、昨年は屈辱の最下位(18位)だったが、今年はリーグから除外となったフォースなどから選手を大量補強し、デイヴィッド・ヴェッセルズ新ヘッドコーチのもとで躍進。昨年のチーム最優秀選手で、日本代表でもあるNO8アマナキ・レレイ・マフィらの活躍もあって、今年は16節を終えた時点でプレーオフ進出圏内の8位をキープしており、新たな歴史をつくれるかは残り3試合にかかっている。
 ウエレセを欠いたことは大打撃で、チームはエイノル・ランギら控えHOの奮闘を期待する。

 6月のアイルランド代表戦を控えるオーストラリア代表にとっても、当初招集していたHO3人のうちフォラウ・ファインガアとブレンダン・パエンガ=アモサはテストマッチ未経験で、2キャップのウエレセが背番号2の有力候補だっただけに、痛い離脱となった。