「全仏オープン」（フランス・パリ／5月27日～6月10日／クレーコート）の大会10日目、男子シングルス準々決勝で第20シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）が、マルコ・チェッキナート（イタリア）と対戦。第1セットは3-6でジョコビッチが落…

「全仏オープン」（フランス・パリ／5月27日～6月10日／クレーコート）の大会10日目、男子シングルス準々決勝で第20シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）が、マルコ・チェッキナート（イタリア）と対戦。第1セットは3-6でジョコビッチが落とした。

両者は今回が初対戦となる。チェッキナートは世界ランキング72位のノーシードながら、今年「男子テニスATPワールドツアー250 ブダペスト」で初タイトルを獲得すると、今大会では3回戦で第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ（スペイン）、4回戦で第8シードのダビド・ゴファン（ベルギー）のシード勢を破って勝ち上がってきた。

試合はチェッキナートのサービスからスタート。第2ゲームでジョコビッチは15-40のピンチをいきなり背負う。しかしサーブでデュースに持ち込むと、キープに成功する。

このままお互いにキープの展開になるかと思われたが、第4ゲームでデュースの末にチェッキナートにブレークされてしまい、ジョコビッチが追う展開となった。

第6ゲーム終了後、ジョコビッチは右肩や首のあたりに痛みがあるのか、トレーナーを呼んでマッサージをしてもらっていた。

ジョコビッチはその後もチャンスを作ることができず、チェッキナートのサービング・フォー・ザ・セットを迎えた。最後はチェッキナートにサービスエースを決められて3-6で第1セットを落とした。このセットでジョコビッチは1本もブレークポイントを握ることができなかった。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。（テニスデイリー編集部）

※写真は「全仏オープン」4回戦でのジョコビッチ

(Photo by Jean Catuffe/Getty Images)