「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会9日目、男子シングルス4回戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と対戦。第1セットは6-3でナダルが先取した。両者は…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会9日目、男子シングルス4回戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がマクシミリアン・マルテレル(ドイツ)と対戦。第1セットは6-3でナダルが先取した。

両者は今回が初めての対戦。マルテレルは現在の世界ランキング70位で、まだ22歳と若い選手で、「全仏オープン」の本戦は今回が初となる。昨日6月3日に32歳の誕生日を迎えたナダルがクレーキングとしての強さを見せるのか、それともマルテレルが一気に覚醒して驚きのプレーを見せるのか、気になるところだ。

第1セットはナダルのサービスからだが、なんと第1ゲームでマルテレルに15-40とブレークポイントを握られる。そしてナダルがダブルフォルトを犯してブレークを許し、驚きのスタートとなった。

しかしナダルは第4ゲームでブレークポイントを握ると、今度はマルテレルがダブルフォルトを犯してナダルがブレークバックに成功する。第5ゲームでもマルテレルにブレークポイントを握られたが、ここはしのいでリードを作らせず、続く第6ゲームでブレークして逆にリードを作った。

第8ゲームをマルテレルにラブゲームでキープされたナダルだが、次の第9ゲームがサービング・フォー・ザ・セットとなった。ここをしっかりとキープして第1セットを6-3で先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は3回戦のときのナダル

(Photo by Chaz Niell/Icon Sportswire via Getty Images)