「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)で2年連続のベスト8進出を逃してしまった錦織圭(日本/日清食品)が、今回着用したウェアのこだわりをWOWOWのインタビューで語っていた。ローランギャロス仕様という濃いピ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)で2年連続のベスト8進出を逃してしまった錦織圭(日本/日清食品)が、今回着用したウェアのこだわりをWOWOWのインタビューで語っていた。

ローランギャロス仕様という濃いピンクのウェアは、フランスのデザイナー、クリストフ・ルメール氏によるもの。ルメール氏は、自身のブランド「クリストフ・ルメール」を設立後、2002年から「ラコステ」のクリエイティブディレクターに就任。その後、2010年から2015年まで「エルメス」のアーティスティック・ディレクターを務めた人物。ルメール氏は、2015年から錦織のウェアを手がけるユニクロとコラボレーションをしている。

クリストフ・ルメール氏率いるユニクロパリR&Dセンターがデザインしたウェアは、錦織の好きなピンク色をベースとしており、そこに錦織の拠点であるフロリダをイメージしたカラーがストライプで胸元にあしらわれている。

このウェアについて錦織は「ユニクロでピンクは珍しいですね。新鮮かなと思います」とコメントした。

また、伊達公子さんから「ピンク好きなの?意外だね」と突っ込まれた錦織は笑いながら「好きですよ」と答え、「似合ってるよ」の声には、はにかみながら「ありがとうございます」と答えた。

ローランギャロスのクレーコートでは、この濃いピンクのウェアに茶色や白のパンツを合わせたスタイルと、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」から着用していた同じデザインの白いバージョン(ボディが白で、襟がピンク)のウェアを着こなしていた錦織。7月の「ウィンブルドン」は白を基調としたウェアになるが、どのようなデザインになるのか今から楽しみだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は好きなピンクのウェアに身を包んだ錦織

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)