「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会7日目、男子シングルス3回戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がリシャール・ガスケ(フランス)と対戦。第1セットは6-3でナダルが先取した。両者は過去に…
「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会7日目、男子シングルス3回戦で第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がリシャール・ガスケ(フランス)と対戦。第1セットは6-3でナダルが先取した。
両者は過去に15戦しており、ナダルが15戦全勝と大きく勝ち越している。ナダルとガスケの対決は今年初、クレーの試合で見ると、2011年以来7年ぶりとなる。
第1セットはナダルのサービスからスタート。なんと立ち上がりから12ポイント連続でナダルが取り、3ゲームを連取。さらに第4ゲームもブレークし、第5ゲームまで連取した。
このまま終わってしまうかと思われた第6ゲーム、ガスケがエースを決めるなどしてキープする。さらに第7ゲームでもガスケが15-40とブレークポイントを握った。ナダルは1本をしのいだものの、ガスケにブレークされてしまい、ゲームカウント5-2とされた。
徐々にショットに鋭さの戻ってきたガスケに第8ゲームをキープされたナダルは、第9ゲームでプレッシャーからか、ダブルフォルトを犯して0-30とリードを許し、これには会場も大きくどよめいた。しかし、ナダルはこの状況でも落ち着いてポイントを奪ってキープし、後半追い上げられたものの振り切って第1セットを6-3で先取した。
試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)
※写真は現在対戦中のナダル
(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)