イギリス・バーミンガムで開催されている「AEGONクラシック・バーミンガム」(WTAプレミア/6月13〜19日/賞金総額84万6000ユーロ/グラスコート)のシングルス1回戦で、第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が…
イギリス・バーミンガムで開催されている「AEGONクラシック・バーミンガム」(WTAプレミア/6月13〜19日/賞金総額84万6000ユーロ/グラスコート)のシングルス1回戦で、第7シードのマディソン・キーズ(アメリカ)がティメア・バボス(ハンガリー)を7-6(3) 6-4で下し、グラスコート初戦に勝利した。
昨年、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に未来のナンバーワンと評された21歳は、バボスに対して5-2とリードを奪った。バボスは、2年前に彼女をウィンブルドンで破っていた選手だ。
キーズはセットを終わらせるためのサービスゲームで、たじろぎ始め、巻き返されてしまう。もつれ込んだタイブレークでも一時0-3とリードされたが、そこから挽回して7ポイントを連取した。 「(第1セットは)少し急ぎすぎてしまった」とキーズ。「でもそのあと、彼女のサービスが読めるようになり、私自身のサービスもよくなったのよ」。この2つの効果で、キーズは2回戦に駒を進めた。 「ことによりよく対処する方法を学んだクレー・シーズンのあと、自信を感じられるようになった」と言うキーズは、後に全仏チャンピオンとなったガルビネ・ムグルッサ(スペイン)をローマの準決勝で破った経験を差して、こう言った。
「私もトロフィーを勝ち獲ることができる、と思いたいけど、今の私にとってもっとも重要なのは、安定した成績を出すことに集中することね」。(C)AP