【6月1日全仏注目ドロー】錦織、大坂がベスト16入り目指す。その他男子シングルスにはズベレフ、ジョコビッチら、混合ダブルスには二宮／マクラクラン勉ペアが登場

6月1日、「全仏オープン」（フランス・パリ／5月27日～6月10日／クレーコート）大会6日目。男子シングルス3回戦、女子シングルス3回戦、男子ダブルス2回戦、女子ダブルス1・2回戦、ミックスダブルス1回戦が行われる。コート18の第2試合で第…

6月1日、「全仏オープン」（フランス・パリ／5月27日～6月10日／クレーコート）大会6日目。男子シングルス3回戦、女子シングルス3回戦、男子ダブルス2回戦、女子ダブルス1・2回戦、ミックスダブルス1回戦が行われる。

コート18の第2試合で第19シードの錦織圭（日本／日清食品）が、世界65位の地元選手ジル・シモン（フランス）との3回戦に臨む。錦織は2回戦で、世界ランキング51位で難敵でもあるブノワ・ペール（フランス）を破っての勝ち上がり。3回戦の相手であるシモンとは今回が初めての対戦だ。シモンは攻守のメリハリのよさと、深くボールをコントロールし続ける能力の高さで、とにかく「勝ちにくい」選手として知られている。錦織としては1・2回戦に引き続き、対地元選手というアウェーな環境。我慢のテニスを強いられる事が予想されるが、相手の特徴を掴んで対策した上で、粘り強いプレーを期待したい。注目の錦織の3回戦は日本時間20時から開始予定だ。

その他、シングルスには第2シードで21歳と若手ながら世界ランキング3位のアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）が第26シードのダミアー・ジュムホール（ボスニア・ヘルツェゴビナ）と、第20シードのノバク・ジョコビッチ（セルビア）が第13シードのロベルト・バウティスタアグート（スペイン）と、それぞれ対戦する。

女子は、スザンヌ・ランラン・コート第1試合での3回戦、第21シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が、第13シードのマディソン・キーズ（アメリカ）と対戦する。大坂は2回戦で世界ランキング51位のザリナ・ディアス（カザフスタン）にストレートで勝利。3回戦の相手であるキーズとは過去2回対戦しているが、その時はいずれも大坂が敗れていた。キーズは、速いサービスが武器の攻撃的プレーヤーで、グランドスラムでは2017年の「全米オープン」で準優勝したことが記憶に新しい。「全仏オープン」には6年連続の出場で、最高成績は2016年の4回戦進出。大坂は攻撃力でキーズを上回り、自身初の「全仏オープン」ベスト16入りを果たせるか注目だ。大坂の3回戦は日本時間18時から開始予定。

その他女子シングルスでは、第2シードのカロライン・ウォズニアッキ（デンマーク）がポリーヌ・パルモンティエ（フランス）と、第4シードのエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）対第31シードのミハエラ・ブザネスク（ルーマニア）などの試合が予定されている。

女子ダブルスではビーナス・ウイリアムズ（アメリカ）／セレナ・ウイリアムズ（アメリカ）対サラ・エラーニ（イタリア）／キルステン・フリプケンス（ベルギー）の試合が予定されている。

また、混合ダブルスでは二宮真琴（日本／橋本総業ホールディングス）／マクラクラン勉（日本）が、第2シードのチャン・ユンジャン（台湾）／イバン・ドディグ（クロアチア）と対戦する。◇　　　◇　　　◇

【6月1日の注目ドロー】

◆男子シングルス

3回戦

[19]錦織圭（日本／日清食品）対ジル・シモン（フランス）　　　　

[26]ダミアー・ジュムホール（ボスニア・ヘルツェゴビナ）対[2]アレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）

[13]ロベルト・バウティスタアグート（スペイン）対[20]ノバク・ジョコビッチ（セルビア）

[30]フェルナンド・ベルダスコ（スペイン）対[4]グリゴール・ディミトロフ（ブルガリア）

[7]ドミニク・ティーム（オーストリア）対マッテオ・ベレッティーニ（イタリア）

[8]ダビド・ゴファン（ベルギー）対[32]ガエル・モンフィス（フランス）