フランス代表とのテストマッチシリーズを控える世界ランキング1位のニュージーランド代表“オールブラックス”だが、同国ラグビー協会は6月1日、中心選手であるCTBのソニービル・ウィリアムズが膝の負傷で出場不可になったと発表した。 ウィリアムズ…

 フランス代表とのテストマッチシリーズを控える世界ランキング1位のニュージーランド代表“オールブラックス”だが、同国ラグビー協会は6月1日、中心選手であるCTBのソニービル・ウィリアムズが膝の負傷で出場不可になったと発表した。

 ウィリアムズは今週のトレーニング中、かねて痛めていた膝を悪化させ、所属するブルーズの医療スタッフによると、昨日のX線検査で膝関節に骨のゆるい部分があることが明らかとなり、今日、オークランドで手術を受けるという。
 回復まで4週間かかる見通しで、6月9日、16日、23日に自国でおこなうフランス代表戦には出場できなくなった。

 また、ミッドフィールドでウィリアムズのパートナーになると思われていたライアン・クロッティ(クルセイダーズ)は脳しんとうを克服しておらず、12番候補はンガニ・ラウマペ(ハリケーンズ)で、クロッティが間に合わなければ13番はアントン・レイナートブラウン(チーフス)になる可能性が高い。もちろん、初キャップ獲得を目指すジャック・グッドヒュー(クルセイダーズ)にもチャンスはある。

 現地メディアでは、追加招集の候補にはマット・プロクター(ハリケーンズ)やロブ・トンプソン(ハイランダーズ)の名前が挙がっている。