「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の5日目、男子シングルス2回戦で第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)とホベルト・ホルカシュ(ポーランド)が対戦。第4セットをチリッチが7-5で取り、6-2、6-2…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の5日目、男子シングルス2回戦で第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)とホベルト・ホルカシュ(ポーランド)が対戦。第4セットをチリッチが7-5で取り、6-2、6-2、6(3)-7、7-5でチリッチが勝利し、3回戦進出を決めた。試合時間は2時間50分。

勝利したチリッチは、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を破ったスティーブ・ジョンソン(アメリカ)と3回戦で対戦する。

思わぬ形で第3セットを落としてしまったチリッチは、調子を上げてきたホルカシュに第1ゲームをラブゲームでキープされ、チャンスを作ることができなかった。

その後もお互いにキープを続けていく展開に。第9ゲームでは0-30とポイントをリードしていたチリッチだったが、ホルカシュに3本連続でエースを決められてキープされ、なかなか差をつけることができない。

そして試合が動いたのは第11ゲーム。ここでチリッチは0-40と3本のブレークポイントを握る。ホルカシュにデュースまで追い上げられたが、チリッチが粘り勝ってブレークに成功、ゲームカウント6-5とした。

迎えた第12ゲーム、チリッチのサービング・フォー・ザ・マッチ。なんとここで30-40とチリッチはブレークポイントを与えてしまった。しかし、第3シードの意地を見せたチリッチがここをしのいでデュースの末にキープ、7-5で第4セットを奪って勝利を決めた。(テニスデイリー編集部)

※写真は3回戦進出を決めたチリッチ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)