「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会3日目、男子シングルス1回戦で第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)とジェームズ・ダックワース(オーストラリア)が対戦。第1セットを6-3で先取したチリッチが…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会3日目、男子シングルス1回戦で第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)とジェームズ・ダックワース(オーストラリア)が対戦。第1セットを6-3で先取したチリッチが、第2セットも7-5で連取した。

第2セット、調子を取り戻してきたダックワースが第1ゲームをキープした。セット間にコートの整備が行われたが、それでもイレギュラーバウンドがあり、チリッチもボールの処理に手間取る場面があった。

両者ともにクレーコート特有のバウンドに苦労しながらもサービスゲームをキープし合う。

第7ゲームでチリッチは2本のブレークポイントを握るも決められず、キープされてしまった。しかし、第9ゲームでも30-40とブレークポイントを握ると、粘るダックワースを振り切ってブレークに成功した。ゲームカウント5-4で、続く第10ゲームがチリッチのサービング・フォー・ザ・セットというところで、降雨のために試合は一時中断となった。

雨がやみ、改めてウォーミングアップをしてから第10ゲームが再開された。中断後ということもあるのか、チリッチはここでダックワースに初めてのブレークを許してしまい、ゲームカウント5-5のイーブンにされた。

しかし、チリッチは直後の第11ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握ると、ここをブレークし、続く第12ゲームも落ち着いてキープし、ゲームカウント7-5で第2セットを連取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在、第3セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」のときのチリッチ

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)