「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会3日目、男子シングルス1回戦で第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)とジェームズ・ダックワース(オーストラリア)が対戦。第1セットは6-3でチリッチが先取した…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会3日目、男子シングルス1回戦で第3シードのマリン・チリッチ(クロアチア)とジェームズ・ダックワース(オーストラリア)が対戦。第1セットは6-3でチリッチが先取した。

両者は今回が初の対戦。チリッチは現在世界ランキング4位、グランドスラムは2014年の「全米オープン」で優勝している。対戦相手のダックワースは世界ランキング1072位だが、怪我と手術による離脱もあり低くなっているだけで、自身の過去最高は2015年に記録した82位。今回はプロテクトランキングを使用しての出場となる。

第1セットはチリッチのサービスから始まった。チリッチは3ゲームを連取して波に乗る。長らく実戦から離れていたことに加え、クレーでの経験があまり無いダックワースに対し優位に立つ。

会場では試合前から小雨が降っていたが、それによってコートの状況も少しずつ変わってくる。チリッチはその後ブレークを重ねることができず、お互いにキープの展開となる。

チリッチは第7ゲームで0-30とリードされる場面もあったがここをキープし、ゲームカウント5-2とした。そして第9ゲームがチリッチのサービング・フォー・ザ・セットとなり、ここを危なげなくキープしたチリッチが6-3で第1セットを先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在、第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」のときのチリッチ

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)