“秋季リーグ第0戦”で勝利を挙げた。三井(コ2=大阪桐蔭)の8戦ぶり右越えアーチを含む計13本の安打で7点をもぎ取る。投げては先発・田中誠(コ3=大阪桐蔭)が3安打1失点12奪三振で3度目の完投。投打がかみ合い、最後の勝ち点に王手をかけた。

ダイヤモンドを回っても、眉一つ動かさなかった。2点リードの5回、東大・小林(3年=横浜翠嵐)が投じた108㌔カーブを、持ち味のフルスイングで右中間スタンドにかっ飛ばした。「正直、入るとは思っていなくて。ただただ、無我夢中で走っていました」。187㌢87㌔の巨体を揺らして本塁を踏み、次打者とハイタッチを交わす。今季通算4本のアーチを誇る主砲は一気に本塁打王に。タテジマの4番が、8試合ぶりに帰ってきた瞬間だった。 

快投が止まらない。先発マウンドに上がった背番号18は、今日も安定感抜群の投球を披露する。「明大3回戦を休ませてもらった分、しっかりコンディションを整えられました」。終わってみれば、3安打1失点12奪三振。立大投手では2011年春季の小室(12年度卒=日野)以来7年ぶりとなるシーズン6勝目を挙げた。 
 

今季リーグも明日が最後。「最大のテーマは、やりきること。秋のスタートという意味でも、全力を出し切ります」(副将・種田/営4=大垣日大)。春季優勝は潰えても、“aggressive”に勝ちに行くのが「RIKKIO」だ。

(5月26日桒原由佳)


◆コメント◆
今季3度目の完投で6勝目を挙げた田中誠♯18 

「(12奪三振について)一人一人抑えていこういう気持ちが結果に繋がったと思います。2戦で勝ち点を取って、秋のリーグ戦を迎えられるようにやっていきたいと思います。」 

リーグ単独トップとなる今季第4号本塁打を放った三井♯3 
「本塁打は芯で打てたので、良かったと思います。球種はカーブだと思います。スタンドに入るとは思っていなかったので無我夢中というか、ボールはあまり見ずにずっと走っていました。久しぶりの本塁打でうれしいです。」 

3安打を放った種田♯1 
「(猛打賞について)何とか塁に出るというテーマを持ってやってきたので、四球も1つ取れましたし良かったと思います。打率というよりも出塁率の方が気になる部分があるので出塁で貢献したいです。」 

リーグ戦初安打を放った宮#23 
「良い当たりではなかったですが、どんな当たりでもヒットはヒットなので、素直にうれしかったです。」