「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の1日目。男子シングルス1回戦で第19シードの錦織圭(日本/日清食品)がマキシム・ジャンビエ(フランス)と対戦。第1セットは7-6(0)で錦織が先取した。両者は今回が初…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の1日目。男子シングルス1回戦で第19シードの錦織圭(日本/日清食品)がマキシム・ジャンビエ(フランス)と対戦。第1セットは7-6(0)で錦織が先取した。

両者は今回が初の対戦。ジャンビエはワイルドカードでの出場で、世界ランキングは304位の21歳。身長193cm、体重80kgという長身の選手だが、これまでATPツアー本戦出場が無く、グランドスラムも初めての本戦出場のためにあまり情報が無く、試合を行いながら相手を探っていくことになる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。両者ともにキープの展開が続き、第5ゲーム、ジャンビエの思い切ったショットに苦しめられ、0-40と錦織は3本のブレークポイントを握られてしまった。それでも錦織はデュースに持ち込んでしっかりと粘り、合計5本のブレークポイントをしのいだ。

速いリターンでスピーディーな展開をするジャンビエに対して、錦織はしっかりと反応をしており、またボディサーブを多用してジャンビエ対策を進めていく。

そして第8ゲーム、今度は錦織が0-40と3本のブレークポイントを握ったが、ファーストサーブの成功率が上がってきたジャンビエにキープされ、チャンスを活かすことができなかった。

そこからもお互いにキープを続けていき、第1セットはタイブレークにもつれこんだ。ここで錦織は6ポイントを連取して大きくリードし、セットポイントを握った。最後もジャンビエのショットがネットに掛かって錦織が7-6(0)で第1セットを先取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は現在対戦中の錦織圭

(Photo by Quality Sport Images/Getty Images)