「全仏オープン」（フランス・パリ／5月27日～6月10日／クレーコート）の1日目、奈良くるみ（日本／安藤証券）が第26シードのバーボラ・ストリコバ（チェコ）と対戦。第1セットは6-1で奈良が先取したが、その後3-6、4-6で連取され逆転で1…

「全仏オープン」（フランス・パリ／5月27日～6月10日／クレーコート）の1日目、奈良くるみ（日本／安藤証券）が第26シードのバーボラ・ストリコバ（チェコ）と対戦。第1セットは6-1で奈良が先取したが、その後3-6、4-6で連取され逆転で1回戦敗退となった。試合時間は2時間28分。

勝利したストリコバは、ジェン・サイサイ（中国）を破ったエカテリーナ・マカロワ（ロシア）と2回戦で対戦する。

第3セットは奈良のサービスから始まった。奈良は第1ゲームで30-40とブレークポイントを握られたが、ここをしのいで次に繋げると、第2ゲームでボレーを決めてブレークポイントを握る。しかし、ここでブレークすることができず、序盤の2ゲームはお互いキープとなった。

第3ゲーム、ストリコバにウィナーを決められて15-40とピンチを迎えた奈良は、1本をしのいだが続くショットがロングとなってブレークされてしまった。

奈良は第4ゲームでデュースまで持ち込んだがブレークできず、ストリコバに3ゲーム連取されてゲームカウント1-3とされる。

そしてお互いにキープして迎えた第8ゲーム、0-40と奈良に大きなチャンスが訪れた。ここでなんとかブレークバックしたい奈良だが、吹っ切れたかのようなプレーのストリコバに5連続でポイントを奪われてキープされてしまった。

続く第9ゲームで奈良は40-0としていたが、ここから40-40に追いつかれる。粘るストリコバに苦戦したが、なんとかキープして望みを繋いだ。

そして迎えたストリコバのサービング・フォー・ザ・マッチとなる第10ゲーム。ストリコバの強烈なサーブに苦しめられた奈良の最後のショットがネットを越えられず、4-6で第3セットを奪われ、6-1、3-6、4-6で1回戦敗退となった。（テニスデイリー編集部）

※写真は1回戦敗退となった奈良くるみ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)