“奪冠”への道が閉ざされた。初回から法大に2点を先制され、その後も相手のリードは続く。2-5で迎えた9回表。連打に四球を絡めると、渡辺佳明内野手(政経4=横浜)が適時打を放ち同点に追い付く。しかしその裏、2死一、二塁で法大の6番・中村浩人に適時打を浴び、今季3試合目のサヨナラ負けとなった。 二塁走者の生還と同時に、法大ベンチがなだれ込んだ。9回裏2死一、二塁。表の攻撃で5-5とし、打者1人で延長に持ち込める場面で竹田祐投手(政経1=履正社)がマウンドに上がった。「相手の雰囲気に飲まれてしまった」(竹田)。首位打者・中村浩人(法大)へ投じた2球目。142キロの直球は惜しくも中前へのサヨナラ打に。明大にとっては何が何でも引き分けに持ち込みたかったこの試合。しかし、法大の勢いを止めることはできなかった。  優勝は消えた。だが、春季リーグ戦はまだ終わっていない。「応援してくれる人たちのためにも何とか明日勝って、明後日試合できるようにしたい」(吉田有輝主将(商4=履正社)。選手各々最後まで気持ちを切らさずにこのカードを戦い抜きたい。今季リーグを良い結果で終わらせて秋季へとつなげる。

[荒川千那]


試合後のコメント

善波達也監督
--終盤追い上げたがあと一歩足りませんでした。
 「一歩というか、ずっとシーズン通して一球の重みに耐えられないというね。もういろんなところが課題だよね」

--試合後に話した言葉は。
「細かい部分が全然駄目だよということと、選手同士でもっと厳しさを持たないと、これだけワイワイやっていても駄目なんじゃないのとはね」

吉田
--試合を終えての率直な感想をお願いします。
「優勝がこれでなくなってしまったのでやっぱり悔しいですね。(勝負が決まった瞬間は)特に何も考えることなく、ああ終わったなと思いました」

渡辺佳
--今日の試合について一言ください。
 「悔しいです。自分が良い所で打ったとか打たなかったの前に勝てなかったというのが本当に悔しいです」

竹田
--今日の当番を振り返っていかがですか。
 「監督の期待に応えることができなかったのと、自分のピッチングで優勝を逃してしまったのが今はすごい悔しいです。マウンドに立つと相手の雰囲気に飲まれてしまいました」