ドミニク・ティーム(オーストリア)が26日「男子テニスATPワールドツアー250 リヨン」(フランス・リヨン/5月20日~26日/クレーコート)決勝でジル・シモン(フランス)を3-6、7-6(1)、6-1で破り、キャリア通算10個目、クレー…
ドミニク・ティーム(オーストリア)が26日「男子テニスATPワールドツアー250 リヨン」(フランス・リヨン/5月20日~26日/クレーコート)決勝でジル・シモン(フランス)を3-6、7-6(1)、6-1で破り、キャリア通算10個目、クレーコートでは8個目のタイトルを獲得した。試合時間は2時間25分。
ティームは試合序盤、一度もチャンスを作れずに第1セットを落とすものの、徐々に盛り返す。第2セットはタイブレークの末勝ち取り、イーブンにすると、第3セットでは寄せ付けず3度ブレークし優勝。「全仏オープン」前最後の大会で弾みをつける結果を得た。
しかし優勝した一方で、連戦の疲労も心配される。ティームはこの「男子テニスATPワールドツアー250 リヨン」を含めて3週連続大会に出場しており、来週はすぐさまクレーコートで最も大きな大会である「全仏オープン」に挑むことになるからだ。
ティームは「全仏オープン」優勝候補であるラファエル・ナダル(スペイン)にクレーコートで3年連続で勝利しており、ナダルの同大会11度目の優勝を妨げる候補の一人なだけに、疲労を回復し実力を発揮できるか注目される。(テニスデイリー編集部)
※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」でのティーム
(Photo by David Aliaga/NurPhoto via Getty Images)