イギリス・ノッティンガムで開催されている「AEGONオープン・ノッティンガム」(WTAインターナショナル/6月6~12日/賞金総額25万ドル/グラスコート)は、第1シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と、ノーシードのアリソン・リスク…

 イギリス・ノッティンガムで開催されている「AEGONオープン・ノッティンガム」(WTAインターナショナル/6月6~12日/賞金総額25万ドル/グラスコート)は、第1シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と、ノーシードのアリソン・リスク(アメリカ)が、それぞれ2試合に勝って決勝進出を決めた。

 雨により金曜日に準々決勝をプレーできなかったため、選手たちは一日に2試合を戦うことになった。準々決勝のプリスコバは、やや苦労した末に、予選勝者のアシュリー・バーティ(オーストラリア)を7-6(2) 7-6(7)で下し、続けて準決勝では第4シードのモニカ・プイグ(プエルトリコ)を6-2 6-2、54分の試合で退けた。

 プリスコバは、この上で、双子の姉クリスティーナと組んで勝ち残っていたダブルスの準決勝を戦うには、疲れすぎていると判断し、棄権を選んだ。彼女は5つ目のタイトルを目指し、リスクと決勝を戦う。これは彼女にとって、今年2度目の決勝進出だ。リスクとの対戦成績は2勝1敗でプリスコバがリードしているが、前回の対戦は3年前のことである。

 先週のイーストボーンで優勝したばかりのリスクは、朝に行われた準々決勝でアネット・コンタベイト(エストニア)を6-3 6-3で下し、ジェン・サイサイ(中国)との準決勝では3度目のマッチポイントをものにして、6-1 7-5で勝利をつかんだ。(C)AP