WBA世界バンタム級タイトルマッチ(25日、東京・大田区総合体育館)同級2位井上尚弥(25=大橋)が6度目の防衛を狙った同級王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)を1回KO勝ちで破り、国内最速で3階級制覇を達成した。当日計量では、井上が前…

WBA世界バンタム級タイトルマッチ(25日、東京・大田区総合体育館)

同級2位井上尚弥(25=大橋)が6度目の防衛を狙った同級王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)を1回KO勝ちで破り、国内最速で3階級制覇を達成した。

当日計量では、井上が前日から6キロ増に対し、マクドネルは12キロも体重を戻し、体重差5・8キロで行われた一戦。

勝負はいきなり決着を迎えた。立ち上がり左ボディーでリズムを掴んだ井上は、その後すぐさまダウンを奪うと、最後はラッシュを仕掛け一気に勝負を決めた。

また、この試合の前に行われたWBC世界Lフライ級タイトルマッチでは、王者・拳四朗(26=BMB)が、前同級王者ガニガン・ロペス(36=メキシコ)に2回KO勝ちで、3度目の防衛に成功した。