「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の男子シングルスのドロー表が発表され、錦織圭(日本/日清食品)は第19シードとなり、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する世界ランキング304位のマキシム・ジ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の男子シングルスのドロー表が発表され、錦織圭(日本/日清食品)は第19シードとなり、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する世界ランキング304位のマキシム・ジャンビエ(フランス)と対戦することが決まった。

対戦相手のジャンビエは現在21歳で、ATPワールドツアーの下部大会であるATPチャレンジャーツアーで主に試合をしている選手。両者は今回が初対戦となる。

錦織が順調に勝利を重ね、世界ランキング通りに他の選手も勝利した場合、錦織は2回戦で50位のブノワ・ペール(フランス)、3回戦で第12シードで13位のサム・クエリー(アメリカ)、4回戦で第7シードで8位のドミニク・ティーム(オーストリア)と対戦する可能性がある。

錦織の「全仏オープン」での最高成績は、2015年と2017年のベスト8。今年のクレーコートシーズンでは、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」でマスターズ1000で4度目の準優勝(クレーコートのマスターズ1000では2度目)となったほか、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」ではベスト8へ進出している。

錦織にとっては昨年の「ウィンブルドン」以来となるグランドスラム復帰戦だが、これまで以上の結果を残すことに期待がかかる。

また「全仏オープン」男子シングルスに出場する日本人では他に、46位の杉田祐一(日本/三菱電機)が101位のホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)と、258位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第30シードで35位のフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と1回戦で対戦する。

女子シングルスでは、第21シードで21位の大坂なおみ(日本/日清食品)が92位のソフィア・ケニン(アメリカ)と、94位の奈良くるみ(日本/安藤証券)が第26シードで26位のバーボラ・ストリコバ(チェコ)と1回戦で対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」での錦織

(Photo by Julian Finney/Getty Images)