ジョン・イズナー(アメリカ)と、ランキング70位だが期待の若手の一人であるテイラー・フリッツ(アメリカ)らが23日、「男子テニスATPワールドツアー250 リヨン」(フランス・リヨン/5月20日~26日/クレーコート)の準々決勝に進出を決め…

ジョン・イズナー(アメリカ)と、ランキング70位だが期待の若手の一人であるテイラー・フリッツ(アメリカ)らが23日、「男子テニスATPワールドツアー250 リヨン」(フランス・リヨン/5月20日~26日/クレーコート)の準々決勝に進出を決めた。

同大会は、27日から開催される「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の前哨戦としてクレーコートで開催されており、イズナーらのほかにも、クレーコートを得意とするランキング8位のドミニク・ティーム(オーストリア)らが出場している。

その中で、将来のさらなる成長を期待される20歳のフリッツは同じくアメリカ出身のジャック・ソック(アメリカ)から8本のサービスエースを奪い、7-6(6)、6-2で勝利し、準々決勝への進出を決めた。

フリッツが、同じくアメリカ出身で経験でも優るほか、ランキングでも15位と圧倒的に上位のソックを相手に、押し切って勝利を手にした形だ。

フリッツの次の対戦相手は、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)に決まっている。ラヨビッチは予選通過者のフィリップ・ホランスキー(スロバキア)を6-4、 7-5で下しており、準決勝の座をかけて試合に臨む予定だ。

また、第2シードのイズナーは第1セットでセットポイントをしのぐと、第2セットでは1回ブレークを奪い、ラドゥ・アルボット(モルドバ)に7-6(3)、6-3で勝利。次戦では、キャメロン・ノリー(イギリス)と対戦する見通しだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」でのイズナー

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)